中性脂肪とアルコールの関係

中性脂肪を減らす事を考えている方で油物やドレッシングを控えれば大丈夫と考えている方も多いと思います。たしかに油やドレッシングを控えれば効果はあります。しかし体の中で中性脂肪になるのは、油脂類、脂肪を多く含む食品だけではなく、糖分やアルコールも中性脂肪に変化する事が分かっています。ここでは中性脂肪と糖分やアルコールについてご紹介したいと思います。

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ノンカロリー食品と言われるもの以外の全てのエネルギー源を含む食品が中性脂肪に変わるというわけです。

その中でもアルコールは小腸などからアルコールのまま吸収され、肝臓で分解、最終的には水と二酸化炭素となり排出されます。アルコール自体が中性脂肪に変わるわけではないのですが、分解の際に脂肪の合成を進める酵素が発生してしまいます。そのため肝臓での中性脂肪の合成が進み、肝臓内の脂肪細胞の中に貯えられてしまいます。

中性脂肪に変わるのは、必要エネルギー以上に摂取してしまったエネルギーで、アルコールが中性脂肪を増加させるのはもちろん、油分、糖分も過剰な摂取によって中性脂肪増加の原因となります。

30代の男性が1日の活動に必要なエネルギーは2200kcalくらい、女性は1800kcalくらいと言われています。自分の適正なカロリーを知って食事の改善をする事が中性脂肪減少のまず第一の方法な様です。

中性脂肪について

ダイエットに邪魔な脂肪。多すぎると病気の原因にもなる場合があります。嫌われがちな脂肪ですが、実は人間にとって大切なエネルギー源にもなり、内臓を衝撃から守ったり体温を保持する働きもしてくれるとても必要なものでもあります。

中性脂肪は、脂肪組織の中に最も多くの割合をもつものです。糖質の二倍もエネルギーを持っている中性脂肪。人間の体は非常事態にそなえて、この中性脂肪を貯めこむ仕組みがあります。これは昔の食糧難の時代の仕組みですが、今の日本などでは、この仕組みと逆に中性脂肪を溜め込まないようにする方が大切になってくるケースも多い場合があります。

脂肪というくくりで考えてしまう脂肪組織ですが、中性脂肪、体脂肪、コレステロールなどによってその働きや要因も違ってきます。体についている脂肪組織の総称が体脂肪です。そのもととなっているのが中性脂肪です。コレステロールは中性脂肪と同じ脂質のひとつなのですが、両方とも身体にとって重要な役割をする反面に貯め込んでしまうと、動脈硬化などの原因になってしまいます。食事を取った時に吸収されず残った分が蓄積される以外に、中性脂肪は体内でも作られていると考えられています。

取りすぎると駄目な反面、体にとって必要でもある中性脂肪。このサイトでは中性脂肪についてや減らす対策(レシピや生活改善)についてご紹介いたします。

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