中性脂肪と痛風の関係

足の親指やつけ根に突然激しい痛みがでる痛風。実は中性脂肪と関係があります。中性脂肪が普通より増えすぎてしまうと体にとって悪影響がでるイメージがあると思います。しかし問題は中性脂肪が増えすぎてしまっても痛みなどの自覚症状が体にあまり感じない事です。

増えすぎてしまっても自覚症状があまりない中性脂肪ですが、増加によって様々病気に関係してきます。病気を防ぐ為にも早めに中性脂肪を減らす対策をとることが大切です。。

中性脂肪と関係する病気は高脂血症、心筋梗塞、脳梗塞、脂肪肝、痛風、狭心症、動脈硬化、糖尿病など様々なものがありますが、ここでは痛風についてご紹介したいと思います。

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突然足の親指、特につけ根が激痛に襲われる、風が当たるだけでも痛い、そのような状態を痛風と言います。痛風の痛みはとても激しく、ピークの時には体も動かせない状態になります。それほどの痛みのある痛風ですが、1~週間ほどで何事も無かったかの様に痛みが治まってきます。この痛風は血液中に尿酸が増えすぎる事によって起こる症状です。

尿酸は過剰に増えると、針状の結晶となり体の様々な箇所に沈着して関節などに沈着した場合に痛風発作となります。

痛風とは中年の肥満の男性の病気というイメージが強いものでしたが、最近では10代や20代の人にも発症する病気という事が分かり、増加傾向にもあるそうです。

尿酸値が高めと診断されたら、早めに専門医を受診する事が大切になってくるようです。また痛風は「ぜいたく病」とも言われ、食生活と深い関わりのある病気ですので、専門医の受診と共に、食生活の改善も必要となってきそうです。

中性脂肪について

ダイエットに邪魔な脂肪。多すぎると病気の原因にもなる場合があります。嫌われがちな脂肪ですが、実は人間にとって大切なエネルギー源にもなり、内臓を衝撃から守ったり体温を保持する働きもしてくれるとても必要なものでもあります。

中性脂肪は、脂肪組織の中に最も多くの割合をもつものです。糖質の二倍もエネルギーを持っている中性脂肪。人間の体は非常事態にそなえて、この中性脂肪を貯めこむ仕組みがあります。これは昔の食糧難の時代の仕組みですが、今の日本などでは、この仕組みと逆に中性脂肪を溜め込まないようにする方が大切になってくるケースも多い場合があります。

脂肪というくくりで考えてしまう脂肪組織ですが、中性脂肪、体脂肪、コレステロールなどによってその働きや要因も違ってきます。体についている脂肪組織の総称が体脂肪です。そのもととなっているのが中性脂肪です。コレステロールは中性脂肪と同じ脂質のひとつなのですが、両方とも身体にとって重要な役割をする反面に貯め込んでしまうと、動脈硬化などの原因になってしまいます。食事を取った時に吸収されず残った分が蓄積される以外に、中性脂肪は体内でも作られていると考えられています。

取りすぎると駄目な反面、体にとって必要でもある中性脂肪。このサイトでは中性脂肪についてや減らす対策(レシピや生活改善)についてご紹介いたします。

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